生活保護不正受給の問題は最近のものは変

最近の生活保護不正受給の問題は、ちょっとピントがずれている気がしてならない。 芸能人を出汁に使って法規制強化に突っ走っている感じさえするんだが・・・。

生活保護不正受給を許すな!(2)河本母子のケースをもとに考える

生活保護受給者は今年2月現在、209万7401人に上り、22年度に支給した額は3兆3296億円と、国家予算の3~4%を占めるまでに至っています。

これほどの税金が本当に必要な人のために使われているのならいいのですが、そうではないケースがあるとしたら絶対になくさなければなりません。繰り返しますが、そのためには生活保護法の全般的な改正が必要なのです。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120603/trd12060312000005-n4.htm

 お笑いコンビ「次長課長」の河本準一という人と、 吉本興業所属の人気お笑いコンビ「キングコング」の梶原雄太 この2人に関しては、
生活保護が 正当かどうかというのはメディア人という側面があるので評価できない。 まぁ叩かれる相応の理由はあるんでしょうけど・・・。

一般人の話をしよう。

たとえば親から暴力等の虐待を受けて育った子供などに 親に対する扶養義務を強制させる国になってしまうのだろうか?

というのが一番恐ろしいわけだ。

親の顔を見れば殺意が沸く子が至って不思議では無いと思う。

年を取って弱弱しくなっていて、そうなってから、自分に頼られたら頭に来るのが人だろう。

親というだけで助ける義務があるというのは小門違いだと思う
子を産んで育てる義務とは相反する物なのだと思うのだ。


それでも親の面倒を子が見るのが当然のことであると抜かすのであれば、暴力国家としか思えない。

 確実に親は、年老いたら病気になりやすく、老衰で死ぬという可能性や老後満足な生活水準で生き残れる 人がどの程度いるのか?

というのは、未知数だろう。

それをすべて 子というだけで、扶養義務を強制させられていたらとんでも無い人権侵害が起きる気がする。

 親から逃げて生活して実家に寄り付かない人も中にはいるだろう。 
そういうケースを完全無視して、法律の2親等だかなんだかで、扶養義務を負わされていたらたまったものでは無いだろう。

さらに貯蓄とかを福祉事務所が調べることが出来て資産があればそれを使って扶養しろという風潮が強制化される流れに行こうものなら、親殺しあるいは家族殺しを誘発してしまうんじゃないか?

とまで思う。

普通とか絵に描いたような一般家庭のレベルの話で法律で強制だとか義務化とか調査の力を強めていくとどんどん悪化してくような気がしてならんのだが・・・。 

むしろ生活保護という制度では無くベーシックインカム的な制度にして、一定以上の収入がある人に税金で ベーシックインカム税的に 補うか、消費税で代価するか、所得税の一部をまわせばいいだけな気がしないでもないんだが・・・。

いまのままだと不幸な人がどんどん不幸になる。
無能で問題のある親の元に生まれてきたら、一生背負って生きて生きないというのを社会や国が強制して押し付けるのであれば、
個人のQuality of lifeの欠片すら保障され無い、後進国な日本になっていく予感ぷんぷんなのでした。


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